賢いペット保険の選び方~注目すべき5ポイント~

ペット保険選びで押さえるべきポイントテレビなどで目にしたことがある人も多いと思いますが、ペットとして飼育されている犬・猫の寿命はどんどん伸びています。

その理由に、医療技術の発達によって今までは救えなかった命を救えるようになってきているという背景があるのですが、ペットにかかる医療費は年々増加傾向にあり、今ではペットが一生涯にかかる医療費は犬の場合100万円、猫の場合60万円というデータが発表されました。

そんな流れから、ペット保険に注目が集まっており加入者数も年々増加していますが、いざペット保険に加入しようと思って保険選びを始めてみるとわかりますが、あまりなじみのない保険がゆえにペット保険の仕組みや保険用語などにすごく戸惑うと思います。

「何を基準に選べばいいのかわからない…」
「似たような保険プランがたくさんあってわからない…」
「よさそうな保険は見つかったけど、本当にここでいいのか不安…」


ましてや、10社以上存在するペット保険会社から自分の加入したい保険を見つけるのはとても大変です。ペットブームに伴ってたくさんのペット保険が誕生しているのはうれしいことですが、本当にいい保険を選ぶのも難しくなっているのも事実です。

保険探しは時間もかかるし、保険の知識がない初めての人にとっては保険選びの失敗をする可能性も大いにあります。

【保険選びの失敗談】こんなはずじゃなかったのに…

参考までに保険選びの失敗で良く耳にする失敗例をいくつかあげてみました。

    Aさん(50代女性:チワワ飼育)
    お手ごろな保険料の保険を探してよさそうな保険が見つかったので加入しました。

    加入当初はは安くて嬉しかったんだけど、年々、保険料が高くなって保険料の支払いが厳しくなり泣く泣く保険を解約しました。

    保険料の値上がり額を加入前にしっかりとチェックしておけばよかったと後悔しました…


    Bさん(30代男性:パグ飼育)
    補償内容も手厚く、保険料もそこまで高くないいい感じの保険があったため、その保険に加入したのですが、その保険が免責金額(自己負担額)のある保険でした…

    私の加入した保険は免責金額が1万円だったため、1万円以下の治療費の場合は保険が適用されないため、全額自腹で支払っているんですよね。さすがにつらかったため、1年で解約して別の保険に乗り換えました。

    単純に、自分が保険選びの際にチェックしていなかっただけなのですが、やっぱり素人が保険選びをするのは危険だなと思いました。



    Cさん(50代男性:柴犬飼育)
    高齢犬だったというのもあり、腎不全を患ってしまいした。

    その時の手術費が30万円くらいだったのですが、保険に入っていたため少ない出費で済むだろうと安心しきっていたら、保険金の支払い上限が10万円だったため、10万円しか支払われなかったんです。

    結局残りの20万円くらいは自腹で支払うこととなりました…保険金の上限についてもきちんと見ておくべきでした…



加入後に後悔するのだけは誰しも避けたいと思います。保険選びをしている人は、ぜひこれから紹介する保険選びのポイントを参考にして見てください。

失敗しないペット保険の選び方~必ず確認する5ポイント~

実際に保険に加入した人の失敗談を紹介してみましたが、実はしっかりポイントさえ間違えなければ保険選びの失敗する確率はぐっと下げることができます。保険知識が少ない飼い主さんが保険選びをすると失敗しがちですが、ちょっとした保険選びの知識があるだけで全然違うものになります。

そこでペット保険に始めて加入しようとしている人でもわかるように失敗しないペット保険の選び方をまとめてみましたので、ペット保険選びで悩んでいる方は参考にしてみてください。

保険選びでチェックすべき5項目

  • 引き上げ額の低い保険料プランか?
  • 補償内容(範囲・補償割合)について
  • 保険金の支払い条件について
  • 加入できる年齢条件について
  • 加入期間中に患った病気の更新ルールについて
では、5つのそれぞれの項目について詳しく紹介していきます。

引き上げ額の低い保険料プランか?

保険料について<重要度>

まずは保険選びで重要視している方も多いと思う保険料の価格についてのチェックポイントです。

保険料の価格を見る時は、ほとんどの方がペットちゃんの現在の年齢の保険料がいくらになるのかを見て加入の判断すると思います。

ただ、実はそれが保険選びの失敗につながってしまうんです…

なぜかというとペット保険の保険料は基本的に年齢が上がるごとともに保険料も引き上げられます。つまり、毎年数百円ですが支払う保険料は上がっていきます。

そこには「加入した時はとても安い保険だけど、数年後には高い保険料の保険になっちゃう可能性がある」という保険選びでおちいりがちな罠があるんです。保険料に特にこだわりを持っていない人であればいいですが、お手頃な安い保険を探している人には特に注意してほしいです。

まさに失敗談①のことですね。

保険会社によってどのくらい違うのかは、次のグラフを見るとよくわかると思います。
各保険会社の0歳と10歳の保険料比較
これだけ保険会社によって保険料が違ってくるんです。

そんな保険選びの失敗をしないために、保険料をチェックするときは各年齢の平均保険料に注目しましょう。

全年齢層の保険料の平均の金額を見ることで、その保険の本当の保険料が見えてくるのです。また、各保険プランの平均保険料を比べることで、よりきちんとした比較が可能となります。その保険が他に保険に比べて安い保険なのか?値上がりの少ない保険なのか?も判断することができるのです。

本サイトでは、各社の全てプランの平均保険料を記載しているのでチェックしてみてください。

補償内容(補償範囲、補償割合)について

<重要度>

補償内容についてのチェックポイントしては、補償範囲補償割合があります。

補償範囲について

ペット保険では、ペットの医療サービスを通院・入院・手術の3つに分類しています。

各保険会社で販売されえいる保険プランは、これらの医療サービスのどれを保険の補償の対象とするかあらかじめ決められています。

基本的には、通院・入院・手術の全てを保険の補償範囲と定めているプランがほとんどですが、中には通院を補償の対象外としているプランを販売している保険会社も存在します。

きちんと加入する際に自分の希望している補償範囲となっているか確認してほしいです。

特に理由がない限りは、通院・入院・手術がすべて補償範囲となっているオーソドックスなプランを選ぶことをおすすめします。

補償割合について

ペット保険では、ペットの治療でかかったり医療費の○○%を負担しますといった具合に、ペットの治療費の一部を負担してくれるような仕組みとなっています。

その補償割合(○○%)は、自分で選択できるプランもあれば、あらかじめ決められているプランも存在します。

一般的に、補償割合が高ければ高いほど受け取ることのできる保険金は高くなりますが、保険料は高めの設定となります。補償割合については、飼い主さんのお財布状況によって決めたらいいとかな思います。

保険料が高すぎて支払えないとなっては、本末転倒ですので余裕を持った保険料となるような補償割合のプランを選択しましょう。

保険金の支払い条件について

<重要度>

保険金の支払い条件も大切な確認ポイントの一つです。

保険会社は補償対象となっている医療サービスであればいくらでも保険金支払ってくれるわけではなく、保険金の支払い条件を満たしていないと保険金の支払いは行われません。

ほとんどの保険会社で支払い条件は共通しており、支払い限度額と支払い限度回数に制限を設けていることがほとんどです。そんな保険金の支払い条件の注目すべきポイントは次の2点です。


    ペット保険では保険金の年間の合計支払い限度額が高い保険が手厚い保険となります。慢性疾患や手術となった場合でも限度額の高い保険だと安心です。
    年間の支払い限度額合計が高ければ高いほど補償は手厚い保険ということができます


    ペット保険の利用でダントツで利用が一番多いのが通院の補償となります。入院や手術での利用がないわけではないですが、通院での保険の利用は全体の8割以上となります。よって、通院の補償が手厚い保険を選ぶことが大切です。
    通院補償をメインに保険選びをすることがポイントです

加入年齢条件について

新規加入時、更新時の年齢制限<重要度>
ペット保険では保険の加入については2つの年齢制限を設けています。新規加入できる年齢の新規加入可能年齢と契約更新する際の更新年齢の更新可能年齢を設定しています。

その年齢制限にひっかかった場合は、ペット保険にはいかなる場合でも加入することは出来ませんので、高齢のペットの加入を考えている飼い主さんは要注意です。


    こちらはその名のとおりペット保険に加入できる年齢のことで、多くの保険会社が10歳~を最高齢に設定しているのが一般的です。

    例えば年齢制限が10歳の場合は、11歳の誕生日を迎えたら残念ながらその保険に加入できないといった具合です。


    保険についてなじみのない人は「??」と思う人もいると思います。

    ペット保険は自動車や火災保険と同様に1年契約が一般的です。加入していた保険が1年満了を迎えた際に次の年も続けたい場合は『更新』という作業が必要になり、その作業を行うことにより、次の年もペット保険に加入し続けることが出来ます。(ただ、多くの保険会社が自動で更新手続きをしてくれるため、非更新の意思表示をしないかぎり自動的に更新が行われます。)

    その更新の際にも年齢制限が設けられていて、その年齢が『更新可能年齢』となります。

    高齢のペットを加入させようと考えている飼い主さんは、終身タイプの保険を販売している保険会社を選択することをおすすめします。
最後に各ペット保険の『新規加入可能年齢』と『更新可能年齢』についてまとめましたので、気になる保険がある方はチェックしてみてください。

※スマホの方は、横スクロール可能です。
★各社の『新規加入可能年齢』と『更新可能年齢』
保険会社名契約可能年齢更新可能年齢
アイペット損害保険~12歳11ヶ月未満設定なし(終身OK)
アクサダイレクト保険生後90日~14歳未満設定なし(終身OK)
アニコム損害保険~7歳11ヶ月未満設定なし(終身OK)
ガーデン少額短期保険生後31日~満11歳未満20歳まで
ペッツベスト保険生後50日~16歳11ヶ月未満16歳11ヶ月未満
ペット&ファミリー少額短期保険生後45日~満7歳以下設定なし(終身OK)
プリズムコール生後60日~12歳未満
(大型犬は10歳未満)
設定なし(終身OK)
au損保生後30日~満10歳以下設定なし(終身OK)
FPC保険生後30日~9歳未満設定なし(終身OK)
PS保険生後120日~9歳未満設定なし(終身OK)

加入期間中に患った病気の更新ルールついて

加入期間中に患った病気によって更新ができないことがあるか?<重要度>

ペット保険に新規加入する際の前提条件には、『ペットが健康体であること』という条件があります。これはすべてのペット保険会社で適用されている決まりとなります。

無事、新規加入できれば解約しない限りずっと保険に入り続けれると思いがちですが、実はそうではありません。

保険会社によって異なりますが、契約更新の際に審査を設けていて加入期間中にガンなどの大病や慢性疾患などの病気を患った場合は契約更新を断られる保険会社も存在します。

仮に更新不可と判断された場合、再発性の高い病気 or 慢性化する病気を患ったと言い換えることができます。そうなると、他のペット保険会社に加入することも難しいことが予想され、どこの保険会社にも加入できないマズイ状態になってしまいます。

ですので、いかなる場合でも契約更新できる保険に加入することをおすすめします。

詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてみてください。


保険選びで悩んでいる方に!ペット保険おすすめ比較ランキング

このページでペット保険の選び方について5つのポイントを紹介してきました。

このポイントで各保険についてみていただけたら自然と自分の理想を叶えてくれる保険を見つけれるはずです。

ただ、冒頭でもお伝えしたようにペット保険会社も増えてきていて今では10社以上存在します。ペット保険の選び方はわかったとしても各保険会社の保険をそのチェックポイントの内容で比較していくのはとても大変ですしとても時間が掛かります。

そこで紹介した5つのチェックポイントをもとに、おすすめペット保険ランキングを作成しました。加入で迷っている方はチェックしてみてほしいです。

加入するに至らなくても、少しでも気になった保険があれば、無料でできる資料請求を利用してさらに理解を深めてみていることもおすすめです。
おすすめペット保険比較ランキング
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